Gallery
沢田ひろみ写真展
少女ソフィアの夏を探して ─ Early Summer in Finland
2015年6月16日(火)−21日(日)最終日は17:00まで
Monday 01, June, 2015
art
フィンランドを代表する芸術家トーベ・ヤンソンは、ヘルシンキに生まれフィンランド湾の豊かな風景に抱かれ成長しました。彼女が少女時代の体験をもとに描いた小説「少女ソフィアの夏」では、主人公ソフィアは水道も電気も通っていない猫のひたいほどの小さな島で、まるでスナフキンのような世捨て人の祖母と、短くも忘れがたいひと夏を過ごします。
Early Summer in Finlandは、フィンランド湾の野生味あふれる島の自然と、洗練されたヘルシンキの暮らしとが交差する環境の中で、夏の訪れを待つソフィアを探しに出かけた旅の軌跡です。沢田ひろみ/写真家
沢田ひろみさんが影響を受けた写真家がジョエル・マイロウィッツと聞いて、なるほどと思いました。『CAPE LIGHT』や『Bay/ Sky』などの名作は、時とともに移ろう風景と時代感覚を乾いたタッチで捉えている…と私は思うのですが、そうしたテイストとは別に、沢田さんの写真には美しいものだけを撮り作品にするという、相当にはっきりとした意思を感じました。画面に流れる爽やかな空気の基礎はそこにあるように思います。(H.W.)
沢田ひろみ(SAWADA Hiromi) 栃木県生まれ。上智大学英米文学科卒業。2003年に写真を撮り始め、日本デザイナー芸術学院名古屋校写真科に入学、11年卒業。現在、NHK文化センター講師などを務める傍ら旅をテーマに創作活動を続けている。14年、玄光社「カメラ・ライフ」(vol.17)に作品掲載。
レセプションパーティー 6月20 日(土)17:00−19:00
作家在廊 6月16日(火)、17日(水)、19日(金)、20日(土)、21日(日)予定
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■最終日13日(日)は18:00まで
【休廊】毎週(火)(水)および
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【会場】 SUNDAY(世田谷・三宿)内スペース「露路 Roji」 住所:東京都世田谷区池尻2−7−12 B1F 地下鉄田園都市線 池尻大橋駅、または
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