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寺坂耕一 イラストレーション展
Cabaret

2015年12月23日(水)−27日(日)

koichi terasaka 1

©Koichi Terasaka

 

「1930年代のベルリン。アメリカからやって来た踊り子は学生と恋をし、
男爵は葉巻の煙をくゆらせながら、ステージへ妖しい視線をおくる。
真面目一貫だったギムナジウム教師は、旅芸人の女に溺れ、身を持ち崩して独り霧の中へ消えてゆく…。
陽の暮れかかった薄暗い時代。キャバレーに屯する人間たちを描く」──。
寺坂耕一が、映画や舞台で知られる1930年代のベルリンを独自のバックストーリーで語り描くイラストレーション作品展。

『レ・ミゼラブル』(ユゴー作)や、『ヴォルテール、ただいま参上!』(ハンス=ヨヒアム・シェートリヒ作)など、書籍装丁のイラストレーションでは、独特のユーモアを帯びた軽やかなテイストで新しい読者と文学世界を結びつけているイラストレーション作家が、“不穏”な空気を湛えた街と人を描いた新作、約20点を紹介します。

koichi terasaka 2

illustration©Koichi Terasaka

 

koichi terasaka 3

illustration©Koichi Terasaka

 

展示作品:新作約20点(アクリルガッシュ、水彩紙、キャンバス)

寺坂 耕一(Koichi Terasaka)
1973年生まれ。
日本大学芸術学部写真学科中退後、セツ・モード・セミナー卒業。
書籍の装画、挿絵、CD、広告を中心にフリーのイラストレーターとして活動中。
主な仕事に「レ・ミゼラブル」装画(新潮文庫)など。

第179回 水野学氏のチョイス 入選(玄光社・イラストレーション)
第193回 芥陽子氏のチョイス 準入選(玄光社・イラストレーション)
装画を描くコンペティションVol.11 大滝裕子賞(Gallery House MAYA)

 

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