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民藝を育む四季
『中川原信一のあけび籠』白井亮写真展

2019年5月21日(火)−6月8日(土)12:00−19:00 日曜・月曜日お休み

【オープニングパーティー】
5月24日(金) 18:30-20:30 ※準備のため17:15-18:00は一旦閉廊致します。

【トークイベント】
6月1日(土)17:00-18:30 ※準備のため15:45−16:30は一旦閉廊致します。
■白井亮 × 堀恵栄子「現代の民藝の風景」(仮)
■参加費 1,500円(税込)ドリンク付き
■参加ご予約はShop Page にて。お問い合わせは info@booksandmodern.comまで。

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中川原信一さんの仕事場風景 all images ⒸRyo Shirai

日本でも数少ない籠作りを専業とする職人、中川原信一の仕事を取材した『中川原信一のあけび籠』。この本の刊行を記念し、写真家、白井亮さんがとらえた職人の姿と、秋田県横手の里山の風景をご覧いただきます。著者、堀恵栄子さんの言葉とともに厳しくも清々しい北国の、民藝を育む四季を旅する展示です。

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山から採集したあけび蔓は、時間とさまざまな工程をかけて、ようやく籠に編まれる。

長年籠を中心とした日本の手工芸を調査し、自身のギャラリー gallery KEIANにて定期的に企画展を開催、出版企画をも手掛けてきた堀恵栄子さんが、その仕事を尊敬して止まないあけび籠の編み手、中川原信一さんの秋田の仕事場を訪れ、四季を通して丁寧に取材して生まれた本です。春夏秋冬の人の営為の物語と、それぞれに清々しく輝く山と里の風景を切り撮ったのは、写真家の白井亮さん。
手仕事への深い理解に根ざした文と、美しい写真が、「民藝の真髄」とも言える中川原信一さんの仕事と、それを育む自然、民藝を取り巻く現代という時代について静かに語りかけてきます。
本展では、ともに秋田の里山や自然の中を歩いているような気持ちにさせる白井亮さんの写真と、名匠の籠、また日本各地の民藝の品をご紹介します。

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初夏の緑とあけび籠。

【展示/販売】(販売物は変更になる可能性がございます。)
■白井亮 写真:約20点
■『中川原信一のあけび籠』(文藝春秋刊)ほか、民藝、デザイン関連書籍
■中川原信の籠6点/うち平籠1点販売
■民藝品
籠/日本各地の手提げ籠、平籠、筒籠(ぶどう、つづら、けやき、竹)
布物/新潟の裂き織り布製品(テーブルセンター、ポット敷き、コースター等)
陶器/島根の湯町窯(※)、永見窯の陶器、スリップウエア
(※)1922年(大正11)開窯。地元の粘土や釉薬を使って生まれる黄、緑、白、黒等の色調と、窯を訪れた河井寛次郎、浜田庄司、バーナード・リーチに学んだ製陶技術に特色がある。
〈協力:(株)手しごと〉

■白井亮(Ryo Shirai) 写真家
1979年福島県生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、2007年より写真家・上田義彦氏に師事。2011年に独立。広告をはじめ、雑誌、書籍などの撮影を手がけながら、作品を発表している。
主な作品に国土交通省主催の地域振興プロジェクトで、半島で暮らす人や風土を撮影した展示「半島のじかん」、東日本大震災後に福島県双葉郡富岡町夜の森地区の警戒避難区域に咲く桜を撮影した移動写真展「桜の森夜の森」、北海道南西部の江差町で、江差追分を唄う名人など十二人の肖像を撮影した写真集「江差 凪の刻」がある。

■堀恵栄子(Keeko Hori)
1955年東京県生まれ。日本女子大学卒業後、(株)パルコに入社。社内報の編集を経て、各種イベント、ギャラリーの企画運営を担当。退社後、1983年より小池一子主宰「キチン」に在籍。2014年に籠を中心とする手仕事の作品を紹介する「gallery KEIAN」を自宅の一角で始める。2015年「中川原信一、あけび籠を編む」を企画。2016年には「日之影の竹細工職人 廣島一夫さんの仕事」展を開催し、図録を刊行。

■中川原信一(Shin-ichi Nakagawara) あけび蔓細工職人
1949年秋田県生まれ。あけび蔓細工の名工、中川原十郎の長男として幼い頃から両親とともに山に入り蔓採りをする。中学卒業後、本格的にあけび蔓細工を始め、籠作り専業職人となる。1996年第二回倉敷民藝館賞、2006年第五回全国編み組工藝品展経済産業大臣賞、2015年日本民藝館賞など、数々の賞を受賞。2018年には公益社団法人国土緑化推進機構が選定する「森の名手・名人」に選ばれた。

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