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出版記念
『はじめまして、ルート・ブリュック』展

2018年12月21日(金)-2019年1月19日(土)
日曜・月曜日定休/年末年始(12月28日(金)-1月7日(月))はお正月休みです。

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『はじめまして、ルート・ブリュック』2018年12月10日発売

『はじめまして、ルート・ブリュック』(ブルーシープ刊)の出版を記念し、アートディレクター・写真家の前田景がフィンランドで撮り下ろしたブリュックの作品やラップランドの風景写真を展示します。

Rut Bryk(ルート・ブリュック 1916-1999)は、フィンランドを代表するセラミックアーティストのひとりです。
19世紀末、フィンランドの“ナショナルロマンティシズム”が最高潮を迎えロシアからの独立を果たす一年前、オーストリア人の父とフィンランド人の母の間にスウェーデンで生まれ、フィンランドで育ち、ヘルシンキ芸術工芸大学で建築とグラフィックを専攻。“北欧機能主義”のデザインが欧米を中心に広く認知評価された1930年代、アラビア窯(ヘルシンキ)でキャリアをスタートさせました。

第二次大戦前後にはフィンランドのアーティストの多くがそうであったように自然主義に近いメッセージを発信し、1950~60年代にはローゼンタール(西ドイツ)などでもプロダクトデザインを手掛けました。
アーティストとしての成熟とともに、抽象的、幾何学的表現に寄ったアートピース製作へと活躍の場を広げ、70年~80年代にかけては建築と協調する大型作品を数多く手掛け、90年代に引退するまで、人生を通してデザイン、アートの境なく表現者として創作に向かった作家です。

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ヘルシンキ市庁舎内にある大型レリーフ作品「City of the sun」Ⓒ前田景

また、彼女は芸術家としてだけではなく、タピオ・ヴィルカラ(フィンランド代表するデザイナー/アーティスト)の妻として、二人の子どもの母として生きた女性でした。
ルート・ブリュックの作品からは、20世紀のフィンランドの歴史──貧しさ、困難、再生、繁栄が読み取れると同時に、淡々と、しなやかに、時に受け身に、たゆまず倦まず創作に取り組んできた姿が浮かんできます。

本展では、ブリュックのセラミック作品も4点特別展示。来年春に東京ステーションギャラリーで開幕する「ルート・ブリュック展」より一足先に、本物のブリュックと出会ってください。

【販売】

■書籍『はじめまして、ルート・ブリュック』2,000円(税別)

フィンランドのアーティスト、ルート・ブリュック(1916-1999)の世界を9つの言葉と写真で紹介。
【contents】
「蝶」皆川明
「母と子」マーリア・ヴィルカラ
「響きあうもの」酒井駒子
「模様」鹿児島睦
「色」志村ふくみ、志村洋子
「時」葛西薫
「空間」成相肇
「ルートとタピオ」前田景、今村玲子

■ルート・ブリュック関連製品(ハガキ、ポスター、文具等)

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フィンランド北部のラップランド地方はルート・ブリュックが愛した場所。この地には家族ともに休暇をすごした別荘も。Ⓒ前田景

 

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